P2P用のサーバーってどうやって選べばいいの？
NordVPNのP2Pサーバーを使えば本当に速度制限を避けられるのだろうか？。
NordVPNのP2Pサーバーについて、このような悩みを抱えていませんか。
P2P通信は大容量のデータを効率よくやり取りできる一方で、プロバイダーによる制限や速度低下のリスクもあります。
NordVPNのP2Pサーバーを選んで正しく設定すれば、安定かつ高速でP2P通信が可能になります
この記事では、NordVPNのP2Pサーバーの特徴や利用できる国、実際の設定方法をわかりやすく解説します。
さらに、接続が遅い・繋がらないときの具体的な対処法まで紹介するので、P2P利用時の不安をスッキリ解消できるはずです。
NordVPNのP2Pサーバーとは？
NordVPNには通常のVPNサーバーとは別に、P2Pに特化した専用サーバーがあります。
トレントなどの大容量データをやり取りする際に最適化されており、速度や安定性の面で有利です。
ここでは、その仕組みや特徴を詳しく見ていきます。
NordVPNのP2Pサーバーの主な特徴
P2Pサーバーって、普通のVPNサーバーと何が違うの？
NordVPNのP2Pサーバー最大の特徴は、大容量ファイルの送受信に特化して最適化されている点です。
P2P通信では、多くのユーザー間で同時にデータがやり取りされるため、通信量が多くなりがちです。
通常のサーバーでは通信が不安定になったり速度が低下したりすることがありますが、NordVPNのP2Pサーバーは、このような高い負荷にも耐えられるように設計されています。
アクセスが集中した時でも通信の安定性が保たれるから、「途中で切れる」「極端に遅くなる」といったことが少なくなるよ。
利用できる国と対応デバイス
P2Pサーバーは世界中に配置されており、日本からでも快適に利用できます。
利用できる国（一部）
- アメリカ
- イギリス
- 日本
- ドイツ
- フランス
- オーストラリア など
さらに、PCからスマホまで幅広いデバイスに対応しています。
対応デバイス
- PC（Windows / Mac / Linux）
- スマホ（iOS / Android）
- タブレット（iPad / Android）
P2Pサーバー利用するメリット
NordVPNのP2Pサーバーは、通常のインターネット利用では起こりやすい速度低下や制限の影響を受けにくい点が魅力です。
ここでは、その代表的なメリットを紹介します。
通信速度が安定しやすい
まず大きなメリットは、通信速度の安定性です。
- P2P専用に最適化されたサーバーを使用
- 動画やゲームなど大容量ファイルでも途切れにくい
- 混雑する夜間でも速度が落ちにくい
こうした最適化により、ダウンロードやアップロードが効率的に進み、作業中に「途中で止まる」といったストレスを感じにくくなります。
特に夜間や休日など、利用者が多くなる時間帯でも快適さを維持できる点は大きな強みです。
プロバイダーの速度制限を回避
次にプロバイダーによる速度制限を回避できる点も見逃せません。
多くのプロバイダー（ISP）は、P2P通信を検知すると帯域制限をかける場合があります。
これにより、通常よりもファイル転送が遅くなるリスクがあるのです。
ですがNordVPNのP2Pサーバーを利用すれば、
- NordVPNは通信を暗号化し、P2P利用を特定されにくくする
- 余計な制限を回避して安定した高速通信を維持できる
ため、プロパイダによる制限を回避できます。
NordVPNのP2Pサーバーも利用者の増加などで速度が遅くなることが報告されているため、適宜サーバー変更が推奨されます
NordVPNのP2Pサーバーの使い方・設定方法
NordVPNでP2Pサーバーを使うための設定はとてもシンプルです。
パソコンでもスマホでも、2つのステップで簡単に接続できます。
ここでは、初心者の方でも迷わず進められるように、実際の画面操作をイメージしながら解説します。
パソコン（Windows/Mac）での設定手順
PC版アプリでは、特殊サーバーの一覧からP2Pを選ぶだけで接続が可能です。
自動接続と手動接続の両方に対応しているので、用途に応じて使い分けられます。
- アプリを起動
- 左メニューの 「特殊サーバー」 をクリック
- 一覧の中から 「P2P」 を選択
アプリを起動したら、左側メニューの「特殊サーバー」をクリックします。
表示されるサーバーの種類の中に「P2P」があるので選びます。
P2Pを選んだ後は、接続方法を自動か手動かで選択できます。
自動接続の場合
「最速のサーバー」を選んで接続します。
- 特に設定不要で一番手軽
- 迷ったらこちらを選べばOK
自動接続では、NordVPNがリアルタイムで最も速いサーバーを選んで接続してくれます。
初心者や細かい設定を気にしない方におすすめです。
手動接続の場合
「最速のサーバー」をクリックし、プルダウンリストから国を選択します。
- 国やサーバー番号を指定できる
- 「海外の特定地域からアクセスしたい」ときに便利
- 混雑を避けたい場合にも有効
スマホ（iOS/Android）での設定手順
スマホアプリでもPCと同様にP2Pサーバーを簡単に利用できます。
タップすると自動で一番最適なP2Pサーバーに接続されます。
特殊サーバー一覧の「P2P」の右横に「⋯」をタップします。
接続できるサーバーの一覧が表示されるので、接続したいサーバーを選びましょう。
NordVPNのP2Pが遅い・繋がらないときの対処法
P2Pサーバーを使っていて速度が急に落ちたり接続が不安定になることは珍しくありません。
原因の多くはサーバーの混雑や通信環境の影響であり、簡単な設定変更で改善できるケースが多いです。
ここではすぐに試せる2つの解決方法を紹介します。
VPNサーバーを再接続する
P2P通信が遅いと感じたときに、まず試してほしい最も手軽な方法がVPNサーバーへの再接続です。
一度接続中のVPNを切断し、再度つなぎ直すことで速度が回復する場合があります。
でも、どうして再接続で速くなるの？
利用者が多いサーバーに接続されていた場合に、再接続すると自動で別の経路へ切り替わるからだよ。
例えば、夜間など利用者が増える時間帯はサーバーの処理が重くなりやすいです。
このとき「再接続」を押すだけで、より空いているサーバーへ自動的に振り分けられることがあります。
特にトレントのように安定した速度が必要な場合は、試してみる価値が高い方法です。
シンプルな操作ですが、想像以上に効果があるため「まず最初に行う対策」としておすすめね。
接続するサーバーを変更する
自動で再接続しても改善が見られない場合は、手動で別のP2Pサーバーを選ぶのが有効です。
国や地域によって混雑度は異なり、近隣国のサーバーを選ぶだけで速度が大幅に改善することもあります。
通信速度は物理的な距離が近いほど速くなる傾向があるよ
例えば、日本から接続していて国内サーバーが混雑しているなら、韓国やシンガポールなど物理的に近い国を選ぶのがポイントです。
距離が遠すぎると通信が遅くなるため、地理的に近く、かつ利用者が少ないサーバーを狙うと快適に利用できます。
また、遠くてもアメリカなど発展している国だと、通信速度が早い場合もあります。
アプリの設定で「NordLynx」など高速なプロトコルを選んでおくと、同じサーバーでも通信効率が良くなり、さらに改善が期待できます。
まとめ：NordVPNのP2Pサーバーで快適かつ安定した通信を実現
NordVPNのP2Pサーバーは、大容量ファイル転送に特化しており、通常のVPNより安定した高速通信を維持しやすいのが特徴です。
世界各国に配置されPCやスマホから利用可能で、混雑時でも速度低下が起こりにくい設計となっています。
さらにISPによる帯域制限を回避できる点も大きな利点です。
接続方法はアプリから「P2P」を選ぶだけの簡単操作で、初心者でも使いやすく設計されています。
万一速度が遅い場合も、再接続やサーバー変更で改善できることが多いです。
総じて、トレントや大容量データ通信を快適に行いたいユーザーに最適な選択肢と言えるでしょう。
