
無料で使えるのは魅力だけど、Opera VPNって本当に安全なのかな…?



ログを取られてたり、個人情報が漏れるリスクがあるって噂もあるよね。実際どうなんだろ?
無料で手軽に使える「Opera VPN」は、特に初心者の方に人気のあるVPNサービスのひとつです。
しかし、その裏で「情報漏洩の危険性がある」「実はノーログではないのでは?」といった不安の声も少なくありません。
本記事では、Opera VPNが何故危険と言われているのかを解説していきます。
Opera VPNの危険性|安全でないと言われる理由


Opera VPNは手軽に利用できる点が魅力ですが、その裏側には見過ごせないいくつかの危険性が潜んでいます。
運営会社の背景から技術的な限界まで、安全なVPNとは言い切れない理由を一つずつ詳しく解説します。
中国資本の運営会社による情報提供リスク
Opera VPNの運営会社が中国資本である点は、セキュリティ上の大きなリスクとなり得ます。
なぜなら、中国には「国家情報法」という法律が存在し、政府が国内の企業に対して情報提供を強制できるからです。
これにより、本来VPNによって保護されるべき個人の通信履歴や情報が、運営会社の意図とは関係なく政府に渡ってしまう可能性を否定できません。



LineやSimejiなど、中国に関連するアプリやサービスから情報が漏洩したというニュースは、これまでにも多く報じられているわ
Operaの運営元は、2016年に中国のコンソーシアム(共同事業体)に買収されており、その中核企業が「奇虎360」です。
この企業は中国政府との関係性が深いとされ、かつてユーザー情報を不正に扱った疑いが取り沙汰されたこともあります。



こうした事例から中国関連で多いから、中国の個人情報を取り扱うサービスは警戒している人が多いんだよね。
不明確なノーログポリシー
Opera VPNは「ノーログポリシー」を掲げていますが、その内容は非常に曖昧です。
どの情報を収集しないのか、逆にどのデータは保存されるのか、詳細な記述がほとんどなく、透明性に欠けています。
多くの大手VPNサービスでは、第三者機関の厳しい監査を受け、ノーログポリシーの運用が確認されていたり、利用規約内で明確にデータの収集範囲を定義しています。
しかし、Opera VPNには監査を受けた証明などが公表されていないため、安心して利用できるかどうか判断しにくい状況です。



ノーログと謳っているだけで、実際はログを取っていましたという事例があるわ。だから第三者機関から厳しい監査をうけているという証明が重要よ。
Opera VPNとは?基本情報を解説


Opera VPNはOperaに標準で搭載されていて、ノルウェーのOpera Software社が提供しています。
このサービスには、誰でも無料で利用できる「Free VPN」と、より高機能な有料版の「VPN Pro」の2種類があります。
ここでは、無料版と有料版それぞれの機能や特徴、料金プランについて詳しく解説していきます。
無料版の機能と特徴
VPNサーバー台数 | 100台以上 |
---|---|
サーバー配置国数 | 3カ国 |
同時接続数 | 1台 |
無料版のOpera VPNは、Operaブラウザをダウンロードすれば、追加の登録なしで誰でもすぐに利用できます。
VPNを有効にするための複雑な設定は一切不要で、ブラウザのアドレスバー横にあるVPNアイコンをクリックするだけで簡単に接続を開始することが可能です。
ただし、接続できるサーバーは「ヨーロッパ」「アジア」「アメリカ大陸」といった大まかな地域しか選択できず、詳細な国設定はできません。
サーバー台数も少なく、安定しにくい傾向があります。



流石に無料というだけあって、性能はかなり低いね。
利用はOperaブラウザ内に限定
無料版のVPNはあくまでブラウザの拡張機能です。
そのため通信の暗号化の範囲はOperaブラウザ内だけになります。
例えば、Google Chromeなどの他のブラウザや、オンラインゲーム、各種アプリなどでの通信はVPNを経由しません。
有料版の機能と特徴
日本サーバー拠点 | なし |
---|---|
VPNサーバー台数 | 3000台以上 |
サーバ配置国数 | 30カ国 |
同時接続数 | 6台 |
プライバシーポリシー | ノーログ |
暗号化 | AES 256-bit |
有料版の「VPN Pro」はOperaブラウザだけでなく、パソコンやスマートフォン全体で機能します。
利用可能なサーバーロケーションは30か国以上、サーバー数も3,000台を超えており、接続が安定しやすいでしょう。
同時接続数が最大6台に増えています。



無料版に比べると、さすがに使えるようになっているね。ただ日本サーバーに拠点がないのは気になるところ。
有料版「VPN Pro」の料金プラン
Opera VPN Proの料金体系はシンプルで、契約期間に応じて3つのプランが用意されています。
プラン | 月額料金(ドル) |
---|---|
1ヶ月プラン | $8 |
6ヶ月プラン | $5 |
1年プラン | $4 |
長期契約にするほど1ヶ月あたりの料金が安くなる仕組みで、初めての方には7日間の無料トライアルや、30日間の返金保証が用意されています。
支払い方法
Opera VPNの支払い方法は、クレジットカードに限定されます。
対応カードブランドには、VISA・Mastercard・American Express・JCB・Discoverなど主要なものが含まれますが、PayPalや仮想通貨には未対応です。
\30日間の返金保証付き!/
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Opera VPNのメリット・デメリット


Opera VPNは他のVPNと比較して、際立ったメリットはありません。
一方、デメリットが目立つというのが正直なところです。
Opera VPNのメリット
Opera VPNのメリットは以下になります。
- 完全無料で登録不要・すぐに利用可能
- 主要な動画配信サービスに対応
完全無料で登録不要・すぐに利用可能
Opera VPNの最大の特徴は、無料版があることです。
しかも、わずらわしい登録手続きが不要で、OperaブラウザをインストールすればすぐにVPN機能を利用できます。
多くのVPNは無料版でもアカウント作成を求めますが、Opera VPNはその手間すら不要なため、ライトユーザーやVPN初心者にも敷居が低いサービスと言えるでしょう。
VPNを初めて使う方や、海外のサイトを少しだけ閲覧したいといったライト層にオススメ



機能がかなり制限されているから、ライト層以外は正直厳しいかな。
主要な動画配信サービスに対応(有料版のみ)
有料版の「Opera VPN Pro」にアップグレードすると、多くの主要な動画配信サービスを海外から視聴できるようになります。
NetflixやHulu、Amazonプライムビデオといった人気の動画サービスに対応しており、特定の国のサーバーに接続することで、その国でしか見られない限定コンテンツにアクセスできます。
例えば、海外出張中に日本のドラマやアニメが見たくなった場合、日本のサーバーに接続することで視聴可能です。
Opera VPNのデメリット
Opera VPNは他のVPNサービスと比較した場合、デメリットが目立ちます。
価格が安ければ問題ありませんが、むしろ高額なため、これから解説するデメリットは重視すべき点です。
・通信速度が遅い
・サーバー設置国が少ない
・限定的なセキュリティ機能
・中国など一部の国では利用不可
・コストパフォーマンスが低い(有料版)
通信速度が遅い


Opera VPNは通信速度の面で明確な弱点があります。
VPN接続中は回線速度が著しく低下し、動画の読み込みや大容量ファイルのダウンロードではストレスを感じることも。
無料版と有料版ではサーバーの最適化が不十分で、混雑時にはさらに速度が低下する傾向が見られます。
また、サーバーとの物理的な距離に関わらず速度が不安定である点も問題です。
接続先を変更しても改善されにくいため、快適な通信を重視する方には向いていないVPNだと言えるでしょう。
サーバー設置国が少ない
Opera VPNのサーバー拠点は有料版で30カ国以上に展開されていますが、競合のNordVPNやSurfsharkなどは100カ国以上に設置されています。



しかも、価格はOpera VPNよりもかなり安いわ。
サーバーの数が少ないことは、接続先の混雑や通信品質の低下にもつながりやすく、特定の国のコンテンツにアクセスしたいユーザーにとっては不利な条件となります。
キルスイッチがない
Opera VPNはキルスイッチ機能(VPN接続が切れた際に通信を遮断する安全装置)も非搭載です。
キルスイッチがないとVPN接続が予期しないタイミングで切断されたときに、気づかずに保護されていない状態で通信してしまう危険性があります。



キルスイッチはVPNを使用する上で必須とも言える機能で、これが非搭載なのは致命的だわ。
中国など一部の国では利用不可


中国やイラン、ロシアといったインターネット規制が厳しい国では、Opera VPNはほぼ利用不可能です。
特に中国の「グレート・ファイアウォール」によってOpera VPNの接続はブロックされており、現地でVPNを使いたい旅行者や駐在員には不向きです。
コストパフォーマンスが低い(有料版)
VPNサービス | 価格(月額) |
---|---|
ExpressVPN | 720円~ |
OperaVPN | 572円~ |
NordVPN | 430円~ |
MillenVPN | 360円~ |
Surfshark | 298円~ |
Opera VPNの有料版は、月額560円〜と一見リーズナブルに見えますが、実際の機能やサービスの質を考慮するとコスパはあまり高くありません。
たとえば、VPNサービスで全ての機能面がトップクラスで、大手のNordVPNでも価格は430円です。
性能や機能面で大きく劣るにもかかわらず、価格が高いのは致命的です。
オンラインでの匿名性を確保し、追跡や監視から身を守るにはVPNが最適です。
今なら【初回87%OFF+4ヶ月無料】の特別キャンペーン実施中。
最もお得に始められるこのチャンスを逃さないでください。
まとめ
Opera VPNは登録不要の無料版と有料版「VPN Pro」を提供しています。
しかし運営会社が中国資本であるため、情報提供のリスクを抱えています。
ノーログポリシーも不明確なうえ、第三者機関による監査もありません。
機能面でも通信速度が遅く、キルスイッチがないなど致命的な欠点が目立ちます。
有料版も競合サービスより性能が劣り、コストパフォーマンスは低いです。
安全で快適な利用を求めるなら、他のVPNを検討すべきでしょう。